サケ、命がけ産卵? 6~7秒心臓停止、北大院生ら確認 - サイエンス

 ちょっと目に付いたニュースです。ログとして紹介致します。

リンク: asahi.com: サケ、命がけ産卵? 6~7秒心臓停止、北大院生ら確認 - サイエンス.

サケ、命がけ産卵? 6~7秒心臓停止、北大院生ら確認
 サケは産卵の瞬間、心臓を止めている――。北海道標津(しべつ)町の標津サーモン科学館で実施された北海道大学大学院生らによる実験で、14匹のシロザケから、こんなデータが得られた。今年9月に米国で開かれるシンポジウムで発表される見通しだ。
 シロザケの産卵の瞬間の心電図(上がオス、下がメス)。波形がないところが心停止状態を示している
 サケの心停止現象については83年に論文が発表されているが、この時は1ペアだけのデータだった。今回はこの論文を裏付け、心停止がシロザケ全体の生理現象であることを証明したとみられている。
 同大大学院の環境科学院博士課程の牧口祐也さんと、同科学館学芸員の市村政樹さんらの共同研究。産卵期の昨年11月、科学館に隣接する標津川とつながる魚道水槽で実験した。根室海峡から遡上(そじょう)してきた20匹に麻酔をかけ、心臓付近に電極、背中に心拍を記録する小型記録計を装着。水槽に戻し、動画カメラで撮影して産卵の様子を見守った。
 オス5匹、メス9匹のデータがとれ、心電図と動画を分析。シロザケの心拍は通常毎分80~90回とされるが、メスが産卵し、オスが精子をかける時に、いずれも6~7秒間、心停止していた。牧口さんは「10拍分は止まっている。心停止は産卵時だけだった」と話している。
 83年の論文をまとめた広島大学大学院生物圏科学研究科の植松一眞教授(魚類生理学)は「サケはタイやヒラメなどとは違い、泳ぐための筋肉を使い産卵する。その瞬間は全身の毛細血管が押しつぶされるくらいの状態だ。血圧を下げるために心停止するのではないか」と話している。(神村正史)


2008 05 18 10:27 AM | 固定リンク | コメント (89) | トラックバック

[捕獲してビックリ

 福岡県古賀市でサケ捕獲とのこと。どうも遠賀川の流域のようですから、鮭神社もありますし、こういう活動もしているようですから、その一部が迷い込んだということでしょうか?今年は水温が高めという話を聞いていましたので、あまり南方で見ることはないかなと思っていましたが、必ずしもそうではないようですね。

リンク: [捕獲してビックリ 花鶴川(古賀市)にサケ 福津市の古原、橘さん 確認の記録なし] / 福岡都市圏 / 福岡 / 西日本新聞.

捕獲してビックリ 花鶴川(古賀市)にサケ 福津市の古原、橘さん 確認の記録なし
 古賀市を流れる花鶴川で、サケが捕獲された。同市役所によると、同川でサケが確認された記録は残っていない。捕獲した福津市在住の会社員古原拓治さん(60)と、公務員橘豊文さん(59)は「川がきれいになったことでサケも遡上(そじょう)したのではないか」と話している。サケは吉原さんが25日に見つけた。市役所(同市駅東1丁目)近くの古賀橋から川面を眺めていた吉原さんが、コイとは違った魚影が数匹泳いでいるのに気付いた。吉原さんは「何の魚だろう」と思い、友人の橘さんに連絡。橘さんはゴルフ練習用のネットを持って駆けつけた。
 その後、2人で腰まで川につかって「奮闘」すること30分。1度は見失ったものの、ようやくネットの中に追い込むことに成功したという。
 捕獲したサケは体長約75センチの雄。市役所によると、同川上流にはサケを祭った神社もあることから、昔はサケが遡上していたらしいという。
 2人は「何の魚か確かめるために捕獲したが、サケとはびっくり。捕獲した以外にも数匹泳いでいたが、そっと見守ってほしい」と話している。
=2006/11/29付 西日本新聞朝刊=


 ところで、無粋ではありますが、これも密漁なんですよね。さすがに訴える人がいるわけではありませんが、お気を付けください。そういえば、記事を書いている本日、12月13日は鮭神社のお祭りです。それで戻ってきたか鮭かもしれませんね^^、なおもってお気を付けください。>って誰にいっているのだ、自分。

2006 12 13 02:39 AM | 固定リンク | コメント (1120) | トラックバック

無線タグでサケを追跡

 今、ITの世界では無線タグが大流行のようで、技術は確立できたけど、はてこれを何に使うか、という段階のようです。ようするに携帯のICチップを使えば、いろいろなところで情報をとることができるけど、セキュリティや個人情報を考えると、そうなんでもかんでも、という訳にはいかないということ。ただし、一回システムを作れば、結構なボリュームの仕事になるので、なんとか使い方のアイディア込みで売り込みたい、ということのようです。そんな中、サケに無線タグをという話があるそうです。

リンク: ダムに無線タグ巨大読み取り機、サケを追跡 - 総合IT デジタル情報サイト「livedoor コンピュータ」Home.

で、この記事を見て、既視感があったのですが、過去の記事は養殖物で、かつ販売に関わる部分についてのものということで、性格、というか管理すべき情報が異なります。
 今回の記事そのものは、稚魚にタグを埋め込み放流し、遡上途中にあるダムの魚道に読み込み機を設置することで回帰率等を調べようというもので、原理としてはよくわかりますし、まぁ、規模は数万という埋め込むコストはすごいものがありますが、おもしろいデータがとれそうな気がします。
 ただ、別に北太平洋の海中に読み込み機をおいて、回遊路を確かめるわけでもなく、単純に回帰率しかわからないわけですね。で、これはコストに見合うのかな~などと思って眺めていると


 同ダムがサケの遡上の障害物となり、水産資源の減少を招いたとして、ダム廃止を求める声も出ている。行政側は、魚の通り道となる「魚道」の建設や、稚魚の養殖、放流に懸命で、その一環で無線タグによる追跡を実施する。デジタル・エンジェル社は、人間に埋め込むチップを開発、販売している米ベリチップ社のグループ企業。140万ドル以上を注ぎ込んでシステムを構築した。

ということで、いずこの行政も考えることは同じようで、技術的には楽しそうですが、コストにあった意味があるのかしらん^^;

2006 03 27 05:19 AM | 固定リンク | コメント (13) | トラックバック

逗子市を流れる田越川にサケ

 各地で珍しいサケの遡上情報があがっていますが、こんどは相模湾、逗子にて遡上が確認されたとか。リバーサバイバル研究所さんのブログにて知りました。

リンク: リバーリバイバル研究所:逗子市を流れる田越川にサケ '051026.

 ニュースを気にしているからなのか、今年は目立つような気がしますね。
 そろそろ福岡鮭神社の祭礼の時期ですが、ことしは祭日に昇るかもしれませんね。蛇足ながら^^;

2005 11 07 03:06 AM | 固定リンク | コメント (60) | トラックバック

金色のサケ

 金色のサケがあがったそうです。

リンク: 金毛サケに驚き 色素欠乏の突然変異か 浦河・荻伏漁港.


 このサケは体長八十センチ、重さ五・一キロのオスで、荻伏漁港沖の定置網にかかった。魚体の表面全体が、金色を帯びている。
 市場関係者が日高地区水産技術普及指導所(浦河)に持ち込み、同所が調べた結果、金色のサケは突然変異で体内のメラニン色素が欠乏した可能性が高いことが分かった。

 うーん、見てみたいですね~、写真がないのが残念です。

2005 11 07 02:51 AM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

サケの滝上り

 北海道新聞の動画ニュースにて、5mの滝を昇るサケという映像が公開されています。

リンク: サケ激流を跳躍 枝幸三段滝.

 北海道は、こうした風景が撮れるのでうらやましいですね~
 って、よく考えると、この映像を取るためにどのくらいあるかないといけないのかわからないのですが、案外数時間歩く必要があったりして。
 本州でサケをみるのは、こうした浅瀬であることが少なく、自分も漁をしている写真は結構持っているのですが、サケそのものの姿は少なく、是非こういうカットで写真を撮りたい物です。

 ところで、新聞社のサイトって著作権はあるのは知った上で、こういう映像、是非ダウンロードさせてもらえると嬉しいのですがね。
 もしくは恒常的に公開してもらいものです。一般ニュースはすぐに削除されてしまいますが、このニュースどのくらいこうかいされているのでしょうか。
 気になる方、お早めに~

2005 10 30 09:09 AM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

今度は古座川でサケ

 先般、根尾川のサケを報告しましたが、更に南、紀伊半島の古座川でサケが捕れたとのニュースです。

リンク: 迷い込んだサケ?古座川の火振り漁で捕獲.

 記事に寄れば、熊野川などでも何年かに一回はサケが捕れると言うことで、それほど珍しいことではないのでしょうが、それでも珍しいことです。
 昨年からサケがらみのニュースをある程度集めていますが、今年は南(西)でのサケの報告が多いような気がします。気のせいですかね、それとも寒水が南に流れ込んでいたりするのですかね。この勢いだと高知あたりでも今年は獲れたりするのかな。>ちょっと期待(^^;)
 先の根尾川もそうですが、立派な婚姻色がついたサケが捕れるのも、生息域外の特徴のような気がしますが、このへんもどうなんでしょう。
 そうそう、火振り漁って、タイマツをともして魚を追い寄せて獲る漁ですよね。四万十川の取り方はこちらが参考になると思います。こういう漁法って、サケの場合、あまりしませんし、よっぽどしっかりと逃げ口を抑えないと、さっさと逃げてしまうのですが、このサケは大分疲れていたのですかね~

2005 10 02 04:51 PM | 固定リンク | コメント (18) | トラックバック

根尾川のサケ

 長良川水系を中心に活動されているニイムラさんのブログ”リバーサバイバル研究所”にて、中部地方のサケに関する記事がありました。

根尾川(揖斐川支流 木曽川水系にサクラマス遡上?
根尾川にサケ 続報
根尾川にサケ遡上  稚魚、長良川への放流を確認

 地理がうまく把握できていないので間違いがあるかもしれませんが、長良川の支流にてサクラマスが捕れたという新聞記事が発端のようです。ニイムラさんがこの記事を見てサクラマス(ないしサツキマス)ではなくシロザケではないか、ということから記事を起こされています。
 婚姻色の出たサクラマスとサケの違い、自分では具体的に把握しているわけではないのですが、ニイムラさんの記事を拝見する限り確かにサケのようです。
 で、さらに調べられたところ、一度石川県から受精卵を購入し、長良川にて放流をしたことがあるとのこと。どうもそのサケが戻ってくる際、根尾川に入り込んだのではないか、ということです。
 もちろん、これが長良川で放流されたものが回帰したとは言い切れないのですが、珍しいところでの捕獲例だと思います。

 しかし、最後の記事を拝見すると、漁協関係者などだったりすると、案外簡単に受精卵ないし稚魚を購入して放流することができるのですかね。こういういわば野良放流、やりすぎると生態的にも問題が大きいような気がします。
 あ、でもそんなことを言い出したら、サケの人工孵化放流事業そのものが一番の問題というつっこみを受けてしまうのですが。
 それにしても、サケを放流したくなる心理って、どうなんですかね。北方の魚だから難しいような気がするけど、でもサケに戻ってきてもらいた~い、という心境で放流するのですかね。

2005 09 17 03:03 PM | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック

2005年サケ1号

 千歳サケのふるさと館にて、千歳川の1番サケの報告があがっています。

リンク: 2005年サケ1号.

 観察窓初見日としては、昨年の記録よりも2日早い、最速だそうです。
 仙台も夏と言えば夏なんだけど、何となく秋っぽいような、そんか気候が続いていますから、それで出足が早いのですかね~
 えっ、関係ない?
 いや、きっとそんなことはないですよ。たぶん。

 などと、小咄はさておき、いよいよ秋ザケのシーズン突入ということですかね。そろそろ釣りの方の募集も始まりますし、秋漁の出漁もそろそろでしょうし。
 いや、時が巡るのは早いものですね~>しみじみ

2005 07 30 10:49 AM | 固定リンク | コメント (84) | トラックバック

サケとマスの違い

 spiceさんの料理ブログ”Prisonerを聞きながら・・lives in the kitchen”にて、サケとマスの違いの記事がありました。

リンク: Prisonerを聞きながら・・lives in the kitchen.:鮭と鱒は.

 大変よくまとまっていて、サケ科の概説としてよくわかります。って、自分がまとめなさい、という内容ですが、紹介させて頂きます。
 しかし、spiceさん、料理は趣味でなさっているようですが、記事中の鱒鮨にかぎらず、とてもおいしそうです。料理に興味がある方、是非どうぞ。

2005 06 04 03:35 AM | 固定リンク | コメント (84) | トラックバック

サケ・マスの方言

 先般、日本沿岸のサケ漁が開始されたという記事をかきましたが、三陸沖では現在マス漁も盛んなようです。

リンク: 東北 on web:ママス スケマス 大目マス.

 で、以前、アトムさんのコメントから、マスの方言の話になりましたが、上記記事を拝見してて、疑問が生じましたので整理させていただきます。
 記事中、現在はマス漁といっても対象がママス、スケマス、オオメマスの三種があることがわかります。コメントにも書いたように、宮城ではママスはサクラマスという知識まではあったのですが、その他はしりませんでした。少し調べてみると

 マス:実にさまざまな種類、素人目には難しい見分け

 こちらのページでは、水揚げされた”マス”の見分け方があります。また、上記スケマスがマスノスケの方言、オオメマスがシロザケの方言とのこと。
 魚類の方言については、こちらのサイトが参考になります。これをみると、秋に遡上するために戻ってきたものをサケと呼ぶ以外、種がどうであろうと、全て”マス”として分類され、こそに形態?的な特徴から○○マスというように呼ばれていることがわかります。


 実際、日本語ではサケ科魚類は、鮭と鱒の2種しかなく、本州、特に畿内に流通していたのがシロザケとサクラマスであったことからそれぞれ漢字で書く場合はこの両者を指すことになります。特にシロザケ(正確にはサケが正しいとのこと。ベニザケなどと区別するため通称としてシロザケと呼ばれる)は一時に遡上することから
鮭=シロザケ
となり、その他のサケ科魚類は全てマスに分類されており、イワナの降海型であるアメマスなどもマスに分類されてきた、という経緯があります。明治時代以降北洋に本格的に出るようになると、カラフトマスやマスノスケ、ベニマス(現在はベニザケが一般的)、ギンマス(これもギンザケになっていますね)という具合に、多数のサケの仲間が発見?されたため、それぞれ○○マスと呼ばれていました。このため、広い意味では全てサケ科にもかかわらず、これはマス、これはサケという感じで名称等に混乱が生じる原因にもなっています。

 こうした流れを請け、本題であるマスの方言ですが、これも、たとえシロザケであっても春に獲れる物、つまりトキシラズ(トキザケ)も本来の鮭ではないため、オオメマスというマスの範疇になるということのようです。

 そもそもサクラマスは上流に上ることもあってか、春から川への遡上を開始するため、今の時期が沿岸漁の最盛期になるのですが、そのサクラマス(=方言でママス)を求めて、他のサケ類が獲れることから、こういう呼び名が生まれたのでしょうね。
 上記の漢字の鮭鱒についての歴史的な説明はある程度私の属する業界では知られていますが、こうして現在の方言を併せると、説得力を持つとともに、現在もこうした区分が生きていて、意味をもっていることに非常に興味を持ちます。

 しかし、春のマス漁、こんなに盛んに行われているとは知りませんでした。更に、この時期にマスノスケも日本の沿岸を泳いでいるのですね。一度スケマスを食べてみたいものです。

2005 04 29 08:38 AM | 固定リンク | コメント (140) | トラックバック

田沢湖のクニマス

 秋田県立博物館に、クニマスの細密画が展示されているそうです。最近民家から発見されたものが寄贈されたということで、特集展示が3月31日まで行われています。

クニマス:
実像を知る貴重な資料、小場恒吉の細密画発見

 関連情報として、秋田県立博物館のサイトでも紹介されています。
  秋田県立博物館

 田沢湖にいた陸封型サケであるクニマスについては、こちらのサイトが参考になると思います(兵庫県立人と自然の博物館のページになります)。

 ベニザケの陸封型なのですが、自然状態で繁殖していたものが、水力発電のため強酸性水を流し込んだことから絶滅したものです。
 戦前の話であるため、あまり詳しい資料が残されておらず、いくつかの標本と聞き取りによってデータが収集されています。今回の細密画もそういう理由から非常に貴重な資料となっています。

 ちなみに、陸封型のベニザケについては、以前、当サイトでも紹介した十和田湖のヒメマスの記事がありますが、こちらは移入したものなので、地理的に近い湖沼ではありますが、ちょっと性格がことなります。

2005 03 04 10:29 AM | 固定リンク | コメント (639) | トラックバック

「進化する魚 サケ」の再放送

 以前、紹介した北海道限定のサケ関連テレビ「進化する魚 サケ」ですが、再放送が決まりました。

3月5日(土) 15:05~  NHK総合

 だそうです。必見です>自分

 鳥居さん、いつも情報ありがとうございます。

2005 02 23 09:45 AM | 固定リンク | コメント (79) | トラックバック

サケの稚魚飼育日記

 いつかまとめなきゃと思いつつ、紹介が遅くなってしまいましたが、ブログなどでサケの稚魚を飼育されている方の日記があります。
 こちらは個人の部。

 七代目孫左衛門さんのブログ
 ほしこさんのブログ
 ロッキー鈴木さんのブログ

 七代目孫左衛門さんは以前ヤマメ(サクラマス)の飼育でも紹介させて頂きましたが、鮭も育ててられます。日記を拝見すると、何年も継続されていることもあるのか、順調に成長しているようです。

こちらは団体の部。

 取手市白山小学校のブログ
 高崎河川国道事務所

などがあります。

 ちなみに飼育方法については、こちらのサイトがわかりやすいのではないでしょうか。
 サケの稚魚を育てるのは結構簡単、と言われているようですが、実は自分は一昨年チャレンジして水温管理に失敗したため全滅させてしまった苦い経験があります。ので、みなさんの記事を拝見し、がんばって育てていただき、無事放流できることをお祈りいたします。

2005 01 21 12:25 PM | 固定リンク | コメント (74) | トラックバック

サケ遡上の写真

久しぶりにブログサイトの紹介を。

サケ遡上なぞのパラダイス

 記事を拝見すると、運営されているKOさんは、秋にサケの写真を撮るのが趣味だとか。
 現在はまだ1枚しかアップされていないようですが、今後増えていくとのこと。
 楽しみです。

2005 01 11 03:14 PM | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック

大原川のサケ

 別ブログにも書いたのですが、本日まで三陸に出張でした。サケ関連ではなかったのですが、時間に余裕があったので、ちょっとサケも。
ooharaurai.jpg
 見て来たのは雄勝町を流れる大原川の様子です。記録上はそれほどの遡上はないようなのですが、時期が良かったのか、行って見ると、ウライの周囲には大量の鮭が泳ぎ、さらにウライの上流側にもくぐり抜けたのか、上流川でもたくさんのサケがいました。
 さらに良く見ていると、産卵行動に入っている雌もちらほら。明らかに尾を使って河床を掘っています。オス同士も体をつつき合う仕草をみせることもありますし、メスの奪い合いをしているのかもしれません。これを見ていると、ウライの下流川でも自然産卵が結構あるようです。
 川が小さく、透明度も高いので鮭の生態を見るには最適の川かも知れません。

oohara.jpg

 写真は鮭の姿ですが、こんな感じで悠然と泳いでいます。産卵行動に入った雌も撮影にチャレンジしたのですが、写真はイマイチでした。こっちは次回に乞うご期待?ということで。

2004 11 26 09:57 PM | 固定リンク | コメント (80) | トラックバック

ヤマメの飼育日誌

 えっと、サケではないのですが、七代目孫左衛門さんのブログでヤマメの受精卵からの飼育日記が掲載されています。

最後の一個が (ヤマメ日誌 11/17(水))/ウェブリブログ

 なんでも受精卵をもらってきて、来春まで育て、放流されるのだとか。サケの稚魚も毎年飼育されておられるとのことですが、ヤマメ(サクラマス)の飼育は難しく、それでも今年は300匹ほどの稚魚の孵化に成功し、育てられているとのこと。
 無事稚魚が成育し、放流することを願いつつ、ブログを拝見していこうと思います。

2004 11 18 11:08 PM | 固定リンク | コメント (66) | トラックバック

島根県のサケ

 サケの南端を探るシリーズ????です。

今秋もサケ遡上 島根県川本で13日に観察会

 島根県の川本町、公式サイトをみると、まさに中国山地の山懐、という場所のようです。ここで、10月下旬からサケの遡上・産卵を見ることができるとのこと。
 一度に20匹ほどのサケが姿を現すということですから、けっこうな量が遡上しているのではないでしょうか。
 山陰では以前紹介した江の川のサケが比較的知られているように思いますが、逆に江の川にのぼるのだから、それよりも東に位置する島根県や鳥取県でものぼってもおかしくないのですよね。たぶん記事にならないだけで、各地の河川でサケがみられるのではないでしょうか。

 そうそう、13日には観察会が開かれるそうです。実際に産卵している現場も見られるようですし、中国地方のかた、いかがでしょうか。

2004 11 15 04:43 PM | 固定リンク | コメント (74) | トラックバック

クチグロマスはマスノスケ?

 サクラマスの別称に、”クチグロマス”というのがあり、主に冬季に獲れるもの、という記事をエントリーしたことがありますが、別件で本を読んでいたら、こんな情報がありました。
 出典は更科源蔵・更科光「コタン生物記」法政大学出版局(1976)です。アイヌにおける生物に関する資料が掲載されていますが、その中のサケ・マスの項目にこんな記載がありました。引用すると


 マスノスケとかオオスケ、クチグロマスあるいはフキマスと呼ばれる、サケよりも大きく、2メートル近くもあるマスの王というのが、一年に一尾くらい川にのぼることがある。意味はよくわからないが一般にケネウと呼ばれている。これをチャロ・クンネ(口黒)とか、カムイチェプ・パセクル(神魚の王)などとも呼んで、これがとれるとその下顎を刻んで火の神にあげるところもある。これがクチグロマスとかフキマスといわれるのは、昔、フキを食うからだとされていたからである。産卵もフキの多いところでするとか、天気のよい日は人間の女の姿をしてフキの生えているような湿地に上がりシラミをとったり、子供を背負って話をしているなどといういい伝えが各地にあり、次のような伝説もある(以下略)

 北海道の場合、サクラマス、カラフトマスがそれぞれ自然状態で多数のぼります。この両者とともに、マスの王としてマスノスケ(キングサーモン)ものぼるようですが、このサケに対して、クチグロマスと呼んでいたとのこと。前記エントリーの内容との関わりは不明ですが、こうした特別なサケ(マス)に対する呼称が、冬季という珍しい時期に獲れる口の周りが黒いサクラマスの呼称につながったのかもしれません。
 でも、なぜ、黒くなるのかな?

2004 11 14 11:32 AM | 固定リンク | コメント (81) | トラックバック

利根川水系で

 今年は台風のおかげで各地で増水があったようですが、利根川水系でも見慣れるところでのサケの捕獲があるようです。

浄水場取水口に、遡上中のサケ--桐生の渡良瀬川に

 ほかにも、リンクが切れてしまったようですが、

台風影響?城沼にサケ 朝日新聞 - 2004年10月22日

 にて、館林でサケが捕獲されたというニュースもありました。
 こうした場所は珍しいので、ニュースになりますが、もう少し小さい範囲でも、ヤナが壊れたため、あまり見られない場所にサケが上ったという話がいろいろとあるようです。以前紹介した(ちゃんと紹介しなくっちゃ)小泉川でも、用水路などにサケが紛れ込んでしまうため、その捕獲のために毎日のようにヤスをもって用水を巡回しているとのこと。
 密漁防止の観点からも、こうした作業が必要になり、関係する方々はいろいろとご苦労が多いことだと思います。

2004 11 01 01:59 PM | 固定リンク | コメント (87) | トラックバック

サツキマスの産卵

山口県の錦川流域でサツキマスの産卵がピークだそうです。

サツキマスの産卵ピーク 錦川支流

 記事を見ると、どうやって撮ったんだろう、と思うほど、見事なサツキマスの産卵が見られます。こんな写真を一度撮ってみたいものです。

 サツキマスはアマゴの降海型で、現在の基準はどうなっているのかわかりませんが、西日本のサクラマスです。写真を見ると、大きさは35cmほどと小さいようですが、立派なサクラマスです。

2004 10 18 10:59 AM | 固定リンク | コメント (67) | トラックバック

オンタリオのサケ事情【情報募集】

 拙サイトをご覧いただいた ももせまき様よりメールをいただきました。
ももせさまより頂いたイクラの写真です


私はカナダのオンタリオに住んでいて、家の前の川でサーモンを釣っているのですが、もちろん皆卵は食べません。
もったいないので食べてみようかな~っとバトミントンラケットで卵をほぐして、いくらの醤油漬けを作ったのですが、皆に「本当に食べるの?」と言われています。

そこで質問なのですが、カナダの川の鮭の卵でも食べられますよね?
卵に寄生虫ってつくのかな?って思い、一応、心配なのでディープフリーザーで冷凍しています。
種類は何かわからないのですが、オンタリオ州のヒューロン湖からノタワ川にやってくる鮭です。


というご質問です。

 で私のわかる範囲で調べたところ、カナダ東部に位置するオンタリオ州の場合、大西洋サケの可能性が高いであろう、その場合、見た目は黄色みを帯びるため、商品価値は低いようだが、食べられないことはない、また寄生虫についは情報を持っていないが、イクラの寄生虫の話を聞いたことはない旨お返事をさせて頂きました。
 その後、改めて返事をいただきました。


私も釣りをしている人に聞いたところ、どうやら、この川に来る鮭はキングサーモンらしいです。
身のほうは日本の紅鮭よりも淡白な感じです。
近くの湖で育つので、淡水魚らしく、ちょっと泥臭いかんじです。
でも、やはり新鮮なので身はプリプリしています。
タイムとローズマリーをはさんでバターでパンフライすると臭みも取れてジューシーでおいしいです。
特に取れたては。
近所の日本人の方は酢でしめた、しめ鮭?がおいしかったと言っていました。

卵はかなり生臭いです。
主人は「日本の魚もこれくらい生臭かったよ。」と言っていますので、肉食になったせいかもしれないです。
サイトなどで塩水で洗うと臭みが抜ける。とあったので、写真は袋に入れたほうは塩水にさらして冷凍したものです。
醤油付けにした方もかなりなまぐさかったのですが、今は日数が経って食べられるほどおいしくなりましたが、日本のものよりも油多く、やはり少~し泥臭いです。
皮が固くプチプチしています。
-20度以下で72時間以上冷凍したので、今晩、勇気を出して、いくら丼に挑戦しようかと思っています。


 川のサケのイクラは自分の経験でもどうしても生臭くなるので、この場合はしょうがないのかな、と思いますが、はたしてキングサーモンなのでしょうか。
 地理に疎く水系がわからないのですが、あまりキングサーモンが上る場所ではないような気もしますし。日本のサケよりも淡泊とこことですが、遡上を始めたキングサーモンならそういうこともあるのかな、とも思います。
 もしかしたら湖で成長する陸封型のサケかな、という気がしています。また、イクラの方についても、もう”勇気を出して”お食べになった後なのですが、天然の大西洋サケ属のイクラというのはどんなものなんでしょうか。

 自分も海外の事情に疎いものですから、このサイトをご覧の方で、この件についての情報をお持ちのかたおいででしたら、コメントをいただけると幸いです。

 しかしながら、取れたてのサケの料理の方は本当においしそうですね。

2004 10 03 04:29 PM | 固定リンク | コメント (80) | トラックバック

札幌市内にサクラマス

 北海道新聞によると、札幌市西区の住宅街を流れる中の川にサクラマスやサケの遡上がみられるようになったとのこと。

北海道新聞 札幌圏ニュース

 河川改修の結果、堰堤がなくなり魚道をもうけたことにより遡上するようになったのではないか、ということです。
 北海道の場合条件さえあえば、どこの河川でも上ることはのぼるのでしょうが、写真をみると、本当に普通の護岸工事をした都市型の河川のようで、体半分を水面から出した姿は、なかなか見事です。
 情報まで

2004 10 02 08:39 AM | 固定リンク | コメント (84) | トラックバック

本州でもサケの遡上

 9月も下旬になり、サケも本州に姿を現しはじめました。本日もスーパーに買い出しに行くと、青森県産のイクラが売っており、おぉ、と思っていましたが、こんなニュースもお目見えしました。

サケ、そ上--盛岡・中津川 /岩手

 盛岡中津川は、市内中心部を流れており、盛岡市民の方々にとっては秋の風物詩になっています。盛岡は北上川の上流になり、河口からだと200km弱ぐらいあるのでしょうか。もう、そんなところまでサケの姿が見られるようになったということです。
 宮城あたりでは、早いとお盆明けにはサケの姿が見られるということですから、まぁ、当然なのですが、今年も順調にサケが戻ってきているようです。
 以前紹介した千歳川の採捕状況をみても、今年は順調のようですし、各地にたくさんのサケが戻ってくるとよいですね。

2004 09 20 11:54 PM | 固定リンク | コメント (77) | トラックバック

砂鉄川のブラウントラウト

岩手日日新聞にて、こんな記事が紹介されています。

大東・砂鉄川で巨大なブラウントラウト捕獲

 砂鉄川は北上川の支流に当たります。ここで鮎を狙った投網をかけていたら、体長72cmのブラウントラウトがかかったそうです。
 記事から引用すると


 口が曲がり精悍(せいかん)な顔つきで、褐色の斑点がある怪魚に議論百出。さばいてもらうために持ち込んだ町内のストアでは、買い物客たちが「こんなの見たことがない」「マスなのイワナなの」と、見たこともない魚種を巡って目を白黒。同漁協の鈴木昭二組合長も「外来魚なので-」と首をかしげるばかりだった。

とのこと。確かに珍しい魚でもあり、獲れた瞬間の驚きが伝わってきます。
で、由来ですが、7年前に釣り大会用として放流したものの生き残りだそうです。大西洋サケについては詳しくないのですが、そんなに生きるものなんですね。

2004 09 01 11:06 AM | 固定リンク | コメント (242) | トラックバック

広尾川にサケ遡上

 北海道広尾川近辺にお住まいの方のブログでサケの遡上が紹介されていました。。

A Little Windbell: 鮭の遡上 9℃~27℃ 晴れ

 また、こちらの記事では
A Little Windbell: 鮭釣り  15℃~26℃ 晴れ
 海岸におけるサケ釣りの様子も紹介されています。なかなか壮観なんですね。

 今年に入ってのブログ人気を考えれば、サケの遡上を紹介するブログがたくさんでてくるような気がします。楽しみですね>自分

2004 08 26 03:03 PM | 固定リンク | コメント (4) | トラックバック

サケの稚魚展示中

 今年は長めの夏休みを取ることができました。で、夏休みの間、自然系の博物館をいろいろと見て回りました(本業は人文系なのですが…)。そうしたら、サケの稚魚(?)の展示と出会いましたので、ちょっと写真を。
ミュージアムパークのサケ
 こちらは、ミュージアムパーク茨城県自然博物館のサケです。受精卵から育てたものをそのまま淡水魚水槽でそだてています。よくみると(見えにくいですが)パーマークも消えて、すっかりギンケのちびサケという具合になっています。当然ですね。もう8月ですから。で、このサケはこのまま成長するとどうなるのかな?試験場などではこのまま陸風型のサケに育つなどという例でもあるのでしょうか。


 そうこうして、次ぎに行ったのが、アクアワールド大洗水族館です。
大洗のサケ
 こちらの水槽は海水か淡水かはっきりしませんが、沢山のちびサケが泳ぎ回っています。しかもカラフトマスも一緒です。背中に黒い紋がはいっているのがカラフトマス、という説明がありましたが、よくよくみないとわかりませんでした。


 茨城県はサケ漁を本格的に行っている最南、つまり世界で最南に位置します。大洗を河口にしている那珂川でも、自然博物館(岩井市)の位置している利根川でもサケが獲れるので、自然系の博物館ではこうして冬場に稚魚から育てて、そのまま夏場を迎えてしまったものを展示しているようです。
 また、カラフトマスについては、迷い魚が茨城県沖で獲れているという情報がありますから、そんな親魚から生まれたのかな、などと考えながら眺めていました。


 サケの放流は体長10cm程度が相場ですし、その後は外洋に出てしまいますから、こうした大きさのサケを間近でみるというのは、なかなかおもしろいものでした。施設もすばらしいところばかりですし、お近くにお立ち寄りの際は是非どうぞ。

2004 08 17 01:59 PM | 固定リンク | コメント (82) | トラックバック

ヤマメの体でニジマスを産卵

 以前、 ニジマスにウナギを生ませる?といいう投稿をしましたが、それに続くものでしょうか。本日付けの多くの新聞でヤマメにニジマスを生ませた、という記事が掲載されました。

<東京海洋大>ヤマメの体でニジマスの精子 魚養殖に新技術

 研究グループは先のもの(北海道大学)とは別のようですが、話の原理は同じなのでしょうか。概要としては


 ある動物の精子が異種動物の体内で作られ、それと卵子との受精で、もとの動物の子どもが生まれるのは初めてという。
 研究チームは、ふ化直後のニジマスから始原生殖細胞を10個採取し、同じサケ属であるヤマメの稚魚の腹こう内に移植した。成長したヤマメから精子を取り出し、通常のニジマスの卵子と受精させたところ、全体の卵の0・4%に当たる10匹がニジマスになった。遺伝子を調べたところ、同細胞を取り出したニジマス由来の子どもだった。残りの卵はニジマスとヤマメの雑種で、ふ化しなかった。
 同様の方法でニジマスの卵子をヤマメで作っており、来年初めにも採取できる見通しだ。ヤマメで作ったニジマスの精子と卵子を受精させ、ふ化を目指すという。
 吉崎助教授は「魚の『借り腹』生産につながる技術だ。将来は小型水槽で管理できるアジに、大型魚のマグロの稚魚を得るための卵子や精子を作らせたり、絶滅危惧(きぐ)種の保全などを目指したい」と話している。

ということで、一番重要なのは末尾のコメントだと思います。今回は同じサケ属魚類ということで、比較的楽(「河北新報」紙面より)だったようですが、以前紹介したウナギとなるとどうなのでしょうか。
 いずれにしても、人工採卵が難しい魚に対しての養殖技術から絶滅危惧種の保存まで、技術としては有望なものかもしれません。
 でもなぜニジマスなのでしょうか。それこそ採卵・人工孵化の技術が進んでいるためでしょうか。気になります。

2004 08 05 10:21 AM | 固定リンク | コメント (18) | トラックバック

大畑川のスギノコ

 本日の河北新報紙面にて、大畑川のスギノコが紹介されていました。なんでも陸封されたサクラマス、つまりヤマメなのですが、生息域が普通のヤマメよりも上流で、イワナよりも上流にいるという点が特徴とか。ネット上の記事をみると次のようなものがありました。

スギノコ
大畑の山と川と海の物語

 大畑川の中流に赤滝という滝があり、そこよりも上流に魚が昇ることはなく、生物相が異なるようです。ちなみにサケ、マスの遡上も赤滝までみられており、カギを使った漁がなされていました。この辺りについては、”大畑の山と川と海の物語”にいろいろと載っていますので、スギノコ以外にも興味がおありの方はどうぞ。

 現在のところヤマメの亜種にも認定はされていないようですが、生物的にも生態的にもヤマメとの違いがいろいろとあるようです。新聞記事も含め強調されている点はオスメスの比率が一対一である点です。これは、一般にヤマメの場合メスが降海するのに対して、オスは残留することが多いため、ヤマメのメスが非常に少ないことに対して特徴になっているようですが、スギノコの場合、こうした特徴のためにオスメスがつがいとなって産卵するという点(ヤマメの場合は複数のオスが放精権?をめぐって争います)が非常にめずらしいようです。
 スギノコが成立した原因についてはいろいろあるようで、上記”大畑の山と川と海の物語”には


 大昔、サクラマスが産卵していた川が、火山のふん火で流れ出た溶岩(ようがん)にせきとめられたため、海にもどれなくなったサクラマスがイワナと同じように川で生活するようになって、イワナとの生存競争(せいぞんきょうそう)に勝ったためです。

と記されていますし、本日の河北新報では、山仕事の人たちが食料として放流したもののうち、一部が取り残された、と記されています。どこまで本当かわかりませんが、そのくらい奇妙な場所に繁殖しているヤマメのようです。
 なお、スギノコの写真は浅虫水族館のサイト、2003年サマーフェスティバルにあります。参考まで。

 現在は、赤滝より上流川が全て禁漁になっていて、釣りをすることはできません。あしからず。

2004 08 03 02:49 PM | 固定リンク | コメント (89) | トラックバック

ニジマスにウナギを生ませる?

 ニュースを見ていたら、こんなニュースがありました。でどころはこちら
FISニュース

 抜粋すると


この研究は、水産物の生産性と安全性を高めることを目的として行われるもので、このうちの一つに借腹養殖技術研究というものがある。具体的には、ウナギのオス、メスからそれぞれ生殖幹細胞をニジマスの稚魚に移植し、その成長したニジマスがウナギを生むということを実現させる。

ということです。これまで書いてきたように、私自身はこの方面の文章を読んでも「ふーん」という程度の理解しかできないのですが、理論的にはこれで生まれるのですかね。ウナギ稚魚資源という面では有望な計画なのでしょうか。わかるんだけど、わかっていいのか。なにか不思議な気分にさせられる研究です。
 ちなみに、この計画は21世紀COEプログラムに採択された北海道大学のプロジェクトだそうです。
 北海道大学水産学部のサイトに「21世紀COEプログラムに採択(平成16年度)」とあります。具体的な内容についてはこちらよりPDFのダウンロードができます。
 ということで、ひとまずサケ関連の紹介まで。

2004 07 27 09:28 AM | 固定リンク | コメント (58) | トラックバック

タイセイヨウサケ

 そういえば、本サイトの名称にもなっている大西洋サケについてちゃんと紹介していなかったので、改めて。

タイセイヨウサケ

 ”おさかな普及センター”のサイトより。大西洋サケに関わる、生物学的な情報から、料理法、食法までいろいろな情報があります。おもしろかったのは、備考の部分で


サケやマスは寄生虫がいるために生食できないといわれる。この寄生虫は、サケの餌となる生物に寄生し、サケが餌を食べると体内に入る(食物連鎖)。養殖魚の場合は、餌の冷凍や加熱処理が行われているので寄生虫がおらず、生食できる。
 タイセイヨウサケの生産量は、養殖の割合が非常に高く、近年では95%を越えている。タイセイヨウサケは成長が速く、注文に応じて時期、サイズ、量を調整して出荷できるという利点がある。そのため南半球を含め世界各地で養殖がさかんに行われているためである。
 日本への輸入は、1983年よりノルウェーで海中養殖されたものが鮮魚で空輸されるようになってからである。
 英語のサーモン(salmon)は、本来タイセイヨウサケのことである。和名のタイセイヨウサケは、阿部(1977)によって命名された。Atlantic salmon の直訳と思われる。

ということで、和名の由来が一言”直訳と思われる”という部分です。思われても…。
 それはさておき、大西洋サケが養殖に向いている点は興味をもちました。たしかキングサーモン(マスノスケ)もニュージーランドあたりで養殖をしたような気がしますし、国内でもギンザケの養殖が盛んですが、この成長の早さが大西洋サケの秘訣なのかもしれませんね。
 あと、ものの本では脂肪分が非常に多いのも大西洋サケの特徴として上げられいます。トロサーモンが回転寿司の人気メニューになっているように、近年の味の嗜好も大西洋サケが日本に大量に輸入されている理由とされていましたが、こうした嗜好と生態(養殖技術)がうまくマッチして、現在の状況になっているのですね。

2004 07 25 02:37 PM | 固定リンク | コメント (18) | トラックバック

北太平洋サケマス資源データベース

このようなサイトがありました。
データベース
 北太平洋のサケマス資源に関わるニュースデータベースです。すごいのは日本語だけではなく、英語、ロシア語のニュースも対象にしているところです。ただ、残念ながら2000年に数ヶ月試行?しただけで、更新が止まっていることです。このデータベースが現在も動いていたら、私のサイトは本日で閉鎖、というところでしょうか。
 ちなみに、親サイトは、多言語情報クリアリングハウス
さんで、


アジア太平洋地域、特に沿岸地帯の資源とエコシステムの関係に注目しながら、急速に進み続ける開発に伴う変化から利益を受ける人達と、開発の引き金となった市場経済の諸力の犠牲となった人々との間に、国境を越えた率直な意見と情報の交換の場を提供してゆきます

だそうです。サケマスについても、上記データベース以外にもいろいろと情報があるようです。

2004 07 22 12:28 PM | 固定リンク | コメント (358) | トラックバック

サクラマスのいろいろ

 サクラマスの増殖に関わっておられる方のサイトです。クチグロマスを調べていて出会いました。

サクラマスのいろいろ

 サクラマスに関する生態からグッズまでありとあらゆる情報が集められています。すばらしいです。
 ちなみにクチグロマスについては、
地方名として「くちぐろ(晩秋に南下回遊する未成魚,北海道)」と説明されています。ケイジのサクラマス版というところでしょうか。

 自分もこんなサイトを目指したいのですがブログではなかなか厳しいのが現状。とはいえ、情報量だけでもがんばりたいものです。

2004 07 15 09:40 AM | 固定リンク | コメント (59) | トラックバック

サケは海の養分を…

楽天広場(日記・ブログ):日記 あなたの笑顔が見たいから - 熱き志を!:サケは海の養分を…

もとの記事はこちら
石ころ農場発・自給と循環の大地へ:
/6 サケは海の養分を…=石塚おさむ

 以前ハヤトさんにたいしてトラックバックした記事で、ハヤトさんの「ミルクの川」という表現を紹介させていただきましたが、今回の話も同様の内容になります。

その中でおもしろかったのは、


#自然というのは 上から下 への方向だけだと思ってました。
人間だけが 科学の進歩の名のもとに 川の流れを変え 自然を破壊してきたと思ってました。
鮭は有る意味 自然に逆らってるように感じるのだが  それは大きな自然のなせる技だったのですね。

というsofia5jpさんのコメントで、なるほど、と思ってしまいました。
生態学的な説明とともに、このあたりの感覚が、自分も含め、多くの人(か?)がサケ好きになる背景なのかも知れません。

2004 07 10 03:18 PM | 固定リンク | コメント (78) | トラックバック

神の魚物語

フィッシュLabo さかな物語-神の魚物語

 サケの生態、歴史、文化について広く紹介されています。お書きになっている方は、塚田國之さんで、サイトはこちらです。
 特に前段で書かれている、サケの進化に関わる部分は日本海発生説など興味深いです(ただ、それと日本文化と関わらせるのはどうかと…)。生物としてご興味をもたれた方、ご一読を。
 紹介でした。

2004 07 08 10:16 AM | 固定リンク | コメント (81) | トラックバック

サツキマスの飼育

 以前触れた、サツキマスに関する記事です。

世界最南端のトッテモ珍しいサケが日本に住んでいる

 可動堰に伴い長良川のサツキマスが絶滅するのでは、という記事から出発され、その保護策の一つとして飼育を試みたレポートです。遡上中のサケが餌を実際に食べるのか、という問題があるため、試行錯誤をされて、数十匹の食餌と飼育に成功されたそうです。後段から、実際に水槽の中にいるマスの写真を見て、おぉ、となります。
 確かに、私もサケについて調べはじめたときは、川に上るとサケは餌を食べないとものの本には書いてありました。また、ルアー釣りでサクラマスが釣れるのだから、餌を食べるとも書いてありました。これまで見落とされてきた理由についても考察されていますが、確かに餌に比して魚の量が多いし、特にサケの場合は遡上から産卵までの期間短いということもあるのでしょうかね。
 ひとまず紹介まで。

2004 07 06 01:35 PM | 固定リンク | コメント (72) | トラックバック

島根県のサケ遡上マップ

 島根県立中山間地域研究センターのサイトで、標題の調査が行われていました。
 このセンターは、WebGISシステム導入し、地理情報をウェブ上で公開する作業を行っています。で、その調査項目としてサケの調査がなされていました。ちなみにGISについては国土地理院のこちらが参考になるかと思います。おおざっぱには地図上に様々な情報を集積し、それを重ね合わせていくことで自然科学・社会科学を問わず視認性の高い情報の集積を提供していこう、というものです。

で、調査の概要は
テーママップの説明
結果等については、トップページより
島根県中山間地域研究センター

 まだ、情報が少ないというか、島根県はほぼ、サケの遡上域の南限になりますから、それほどデータは集まらないのかもしれませんが、今後も情報が集まっていけば、貴重データになると思います。
 ちなみに、島根から広島に流れる江の川については、広島県立歴史民俗資料館が中心となって、漁労習俗調査が行われており、サケ関連漁具と、それにともなう漁法について膨大な報告があります。江の川では昭和初期に堰堤ができたため、遡上がなくなったということです。その他の川でも少量ながらサケの遡上が確認できているようですし、鳥取県の川では河口部でカギを使って漁をしていた(している?。と密漁ですが)、という話もあります。

2004 07 04 02:54 PM | 固定リンク | コメント (130) | トラックバック

ヒグマのサケ漁

 NHKの「地球・ふしぎ大自然」ご覧いただけたでしょうか。本日、6月28日はテーマがヒグマでした。
 当然というか、ヒグマの生息域はサケの生息域と近いため、サケを食べるヒグマがたくさん出てきました。
 いや~、すごい食べっぷり。獲りっぷり。捕まえたサケをとる頭からかじる姿は、思わず「おいしそう」と思ってしまいました。
 特に滝の上で口を空て鮭が飛び込んでくるのを待つヒグマは最高でした。空ている口に鮭がどんどん飛び込んできます。以前紹介した、サクラマスが滝をのぼる写真がありましたが、あの飛び上がる先に熊の口が待っているのです。しかも何匹も。
 クマもクマ同士でその場所を確保するために喧嘩をしているようで、体中に傷が有ります。よほどおいしい場所なんだと思います。私の視点はサケですから、かわいそう、と言うべきなのですが、別に紹介された潜水するヒグマといい、そのアイディアに敬服です(クマに対して)。あの滝の上り口は、人間様もそこに網を仕掛ける漁法がありますが、番組を見るとクマの方がスマートに見えてしまいました。

◆追記
NHKのサイトに番組の紹介がありました。
ヒグマが潮干狩りに潜水?
ここをみると、上記の滝の上でサケを待つヒグマの写真も掲載されています。ご興味をもたれた方はどうぞ。

2004 06 28 09:11 PM | 固定リンク | コメント (47) | トラックバック

手賀沼にサケ

 昨冬、千葉県の手賀沼でサケが10匹程度目撃された、という記事です。
手賀沼にサケ!

 魚の剥製を作られている、バックウォーターさんのサイト中にありました。
 ちょっとだけ引用すると


ココを見て下さっている数少ない方にお聞きします。
千葉県の“手賀沼”と聞いて思い出すものは・・・?

環境問題に詳しい人でしたら、平成13年度までは水質が全国ワースト1位だった汚れた沼であることをご存知だと思います。

その手賀沼への流入河川に“サケ”がいた!と聞いたら、皆さんは信じられますか?
私は絶対に信じません。
・・・しかし!
“百聞は一見にしかず”とは良く言ったもので、本当に“サケ”がいたのです。
それも、1匹だけの迷い鮭ではなく、10匹も確認できました。

チョイと小耳に挟んだ噂を、どうしても確認したくなり、噂の現場に行って来ました。

現場は右の写真の通り、飛び越えられそうな小さな里川、手賀沼流入河川の更に支流となります。


 とのこと、実際に産卵行動に入っているサケの写真も掲載されています。
 サケは、小河川でも条件が合えば結構遡上するらしく、東北地方では昭和20年以前は川からあふれるほどサケが上っていた、という類の話をよく耳にします。手賀沼はもともと生息域の南限でもあり、なかなか厳しいのかもしれませんが、ある程度継続的に遡上している可能性があると記述されています。毎年上ってきてほしいものです。
 ひとまず紹介でした。


2004 06 18 03:35 PM | 固定リンク | コメント (61) | トラックバック

サケの方向探知

知床の風: 月下の鮭

 たぶん、タイトル通り、知床に在住の方のブログです。4月の記事ということで、トラックバックされても、とは思いますが、敢えて紹介させていただきます。
 サケが母川に昇るのは匂いということですが、大きく回遊に際しては地磁気等々の見解がありました。最新の情報を把握していないのですが、こちらでは月を利用しているということだそうです。ですので、満月の夜には海面近くをサケが泳ぐとのこと。
 「月下の鮭」という詩的なフレーズも気に入りました。群が浮かび上がる姿、一度でいいからみてみたいものです。

2004 06 14 02:14 PM | 固定リンク | コメント (63) | トラックバック

日本海でサツキマス

男鹿半島沖日本海で、サツキマスが獲れているとのこと。

どこから来たの?サツキマス/男鹿沖で網に、生態系乱す恐れも

その理由は


 同センター内水面利用部長の杉山秀樹さん(54)は「どこから来たのか分からないが、日本海に注ぐ河川で放流されたアマゴが海に下り、本県沿岸に回遊したと考えるのが自然。サツキマスが本県の河川を遡上(そじょう)し、ヤマメと交配して雑種が生まれれば、生態系に影響を及ぼす」と危ぐしている。

だそうです。放流するときにヤマメとアマゴは区別していないということなんですかね。興味をもったのは、赤い斑点があるマスがとれているという通報でわかったというところでしょうか。海に下ったヤマメ(やアマゴ)はパーマークなどは当然なくなるのですが、斑点は残るのですね。サツキマスそのものを見たことがないので、私にはわからないのですが、漁師さんたちには見た瞬間に「変なマス」と理解されるのですね。
 ちなみに、サツキマスについてはこちらに表つきで説明されています。ようするにアマゴが海に下ったものです。
 アマゴはヤマメの亜種(だったような、確認したのですが、現在の理解にたどり着きませんでした)で、主に西日本に生息しています。長良川のマスというと、このサツキマスになります。
 ひとまず紹介でした。

2004 06 13 11:03 AM | 固定リンク | コメント (54) | トラックバック

サクラマス遡上のための魚道設置を要望

大樽川に「サクラマス遡上の道設置を」
 最上川上流の大鱒川に設置が進められる発電所に魚道がないため、サクラマスの遡上が阻害されていることから、設置の要望を出したという記事です。
 サクラマスは源流近くで産卵するため、こうした発電所、ダム、堰堤等の影響が大きい魚で、各地でサクラマスの姿が消える一番の影響のようです。
 この記事で注目したのは


東北電力山形支店によると同様の要望は他県でもあるというが、同支店は「魚道設置には多額の工事費がかかるので検討していない」。県置賜総合支庁は「魚が遡上できるようにしてほしいと思うが、要望書の扱いは関係機関と協議し検討する」としている。

ここで、魚道の設置は検討していない、ということです。現在、こうした河川の構造物で魚道の設置は当然のことと思っていたのですが、違ったんですね。なので、魚道を設置しても、流露が狭いためにものすごい水流になって、魚も上れない魚道ができる、といった例も、とりあえず要望もあるし、かたちだけ、という発想があるのですかね(勝手な想像です)。
 アメリカ、ワシントン大学には構内に魚道があって、キングサーモンの遡上を、魚道に設置された観察窓からみることができるという文章を読んだことがあります(岩本由輝「南部鼻曲がり鮭」)。国内でも、千歳のサケのふるさと館では、ウライ直下に施設があり、観察窓があり、サケの遡上をみることができます。せっかく、大規模な工事をするのだから、側面からの観察窓や直上から魚道が見られる施設があれば、少なくとも私は通うのに、などと思ってしまいました。

2004 06 12 10:02 AM | 固定リンク | コメント (59) | トラックバック

サクラマス

ギンザケに続き、サクラマスについての情報を
サクラマス

 本来、日本語ではサケ科魚類は「サケ」と「マス」の2種が認識されていました。その後北方に開発が進むに連れ、これ以外の魚(カラフトマスなど)が発見されたのですが、これらは全て「マス」とされていました。カラフトマスやベニマス、マスノスケ等々、サケ以外は全てマスだったのです。そのため、単なるマスは、サクラマスやママスという呼び方が一般的になりました。
 マスは、先の投稿でも触れましたが、サケに比べより上流にまで遡上するため、山間地における貴重なタンパク源となりました。
 また、春先より遡上し、夏場は水温が高くなるため、渕などで体を休めていることが多いことから、その漁法でも、素潜りで川に入り、休んでいるマスをヤスやカギで引っかける、ときには素手でつかむ、といった漁法が各地で伝えられています。遡上量が少ないので、網などで大規模にとることが少なく、サケ以上に特徴的な漁法が各地で行われていたようです。
 こうした山間地では生魚がほんんどないため、結婚式などで必須の魚になることが多いようです。会津地方では現在でも結婚式にはマスを用意するという話がありますし、田植え後のサナブリという農休みにはマスを必ず食べる物だったという話しもあります。脂ののったマスは、「本当においしかった、脂が多いから、たくさん食べると足の裏からも脂がでて、ぬるぬるするんだ」という話を奥羽山地の奥地の集落で聞いたことがあります。本当かどうかわかりませんが、話を聞いているとマス取りがいかに魅力があったのかを知ることのできる話でした。ちなみに、この集落ではサケについては、「サケは見たことがない。下流のほうに行ったときに上っているのをみたので獲ったけど、脂もなくて全然おいしくなかった」とのことです。

2004 05 24 11:03 AM | 固定リンク | コメント (87) | トラックバック

マス釣り

サクラマスの研究
サクラマスの遡上の季節です。この時季東北地方の多くの河川で、サクラマス釣りの情報が聞かれます。なかなか情報豊かさサイトがありましたので、ご紹介まで。
サクラマスはサケと同じサケ科魚類ですが、遡上時季が少し早く、春先から初夏に掛けて遡上し、秋に産卵します。産卵場所がサケに比べ上流にあるためのようです。サケと違い、自由に獲ることができるため、釣りをなさる方の間では結構はまるものがあるようです(ええ、私は釣りの方をしないので、知識だけなんですが)。

2004 05 24 10:51 AM | 固定リンク | コメント (146) | トラックバック

水戸市内にサケ遡上

リンクです。水戸市内の護岸工事された河川(こういう川を都市河川などというのですかね。)でサケが遡上しているのを見たそうです。
逆川にサケ遡上!!
まあ、考察されているように、はぐれたサケなのでしょうが、身近な川にサケが上る姿をみつけるとやはり興奮しますよね。
映像へのリンクもありますので御覧ください。
そういう私も仙台市内を流れる広瀬川で、橋の上からサケが滞留している姿を見たときは興奮しましたから。
(急いで家に帰り、カメラを抱えて撮影に行きました。仙台の川だと珍しくもなんともないんですけどね)

2004 05 13 11:53 AM | 固定リンク | コメント (58) | トラックバック

ギンザケって

 下の記事の補足まで、ギンザケの解説です。分布が沿海州からカリフォルニアに掛けてということで、自然状態では北海道で稀にみられる程度とのことです。
 大きさは100cm程度になるということで、サケ(シロザケ)に比べると少し大型のサケのようです。
 なお、先に太平洋サケと書きましたが、現在の分類では8種に分けられています。
  サケ(シロザケ)
  マス(サクラマス)
  ギンザケ
  ベニザケ
  カラフトマス
  マスノスケ(キングサーモン)
  ニジマス
  カットスロート
だそうです。これらがサケ属魚類ということになります。
 系統分類ではギンザケはマスノスケと近い仲間とされています。
 ちなみに本ページはこうしたサケ属魚類を中心に扱いますが(なぜなら、日本にはサケ属しかいないので)ページのタイトルになっている”salmo”は大西洋サケの仲間から取っています。ですので大西洋サケは「サルモ属」と呼ばれています。
 サケ科の仲間ではあと、イワナ属、イトウ属に分類されています。
 とりあえず概略まで(参考文献:「最新のサケ学」帰山雅秀、成山堂書店、2002)

2004 04 23 09:28 AM | 固定リンク | コメント (82) | トラックバック

サケの放流数と来遊数及び回帰率の推移

サケの放流数と来遊数及び回帰率の推移

サケマス資源センターの頁をみていたら、こんな記事もありました。
グラフを眺めると、本当に放流数が増えていることがわかりますし、近年は頭打ちから減少傾向にあることがわかります。放流数は、補助金できまりますので、国の方針として、「もう、そんなに増やさなくていいや」といっている訳ですね。
これに対して、来遊数は増えつつも、大幅に減る年があり、たぶん稚魚(どこまでをいうのかは調べていませんが)段階で大量死したということなんですかね。

また、このグラフは北海道分と本州分に分かれていますが、本州分は増減幅が小さいように見られます。私も本州のサケ漁を調べていますから、その調査で今年が多い、少ないという言葉とうらはらに、案外変動が少ないのかも知れません。もちろん、こうした統計は本州全部をまとめて、というものですから、私がするように、川を歩き、漁師さんから話を聞くレベルとは全然違うのですが。
漁師さんたちの感覚は、落ち葉が遅いから今年は不漁、といったレベルなので。

2004 04 12 01:45 PM | 固定リンク | コメント (69) | トラックバック

平成15年度河川別サケ捕獲採卵数(速報)

河川別サケ捕獲採卵数(平成15年度12月末速報)

えーっと、ネットを探していたら、こんな頁有りました。知らなかった。
昨年は全般に不漁だ、という話を聞いていましたが、たしかに、減っていることがわかります。ただ、福島県沿岸が妙に多い数字になっているなど、平年との比較とともに、地域ごとの孵化放流事業に対する力のいれ具合の差もみてもらえるのではないでしょうか。
あと、釧路とか十勝といった北海道の川の遡上量の桁が違うということも知ることができます。また、北海道と一括りにしても、案外遡上していない川があることも知れます。
地図をみながらじっくりとながめると案外おもしろいかも知れませんね。

2004 04 12 01:37 PM | 固定リンク | コメント (80) | トラックバック

佐渡にもサケ遡上

ということで、ネット検索情報第2弾です。

サケ遡上

どうも旅館の宣伝頁です。実際に産卵する姿を見られたというのはうらやましい限りです。私も調査でたぶん産卵行動に入っているのかな、という姿までは見たことがありますが、「あ、産んだ」というところを見たことはありません。一度みて、写真を撮りたいものです。

2004 04 08 11:44 AM | 固定リンク | コメント (15) | トラックバック

[リンク]サケの遡上と採卵を見てみよう

サケの遡上と採卵を見てみよう

茨城県那珂川の鮭漁の様子の記録です。
那珂川ではチンチン網漁と呼ばれる袋網漁が行われています。サケが網に入ると「チンチン」と音が鳴ることから付けられた呼び名です。
(茨城県自然博物館の行事報告より)

2004 02 07 12:37 PM | 固定リンク | コメント (69) | トラックバック

故郷の川迷わずサケ遡上 アミノ酸の違いが決め手

河北新報ニュース 故郷の川迷わずサケ遡上 アミノ酸の違いが決め手

サケが生まれ故郷の川に、支流の分岐点でも間違えずに遡上(そじょう)するのは、水に含まれているアミノ酸の種類や量の違いをにおいとしてかぎ分けているためであることを、青森大の栗原堅三学長ら研究グループが突き止めた。

とのこと。
匂いの研究は、鼻を詰まらせて泳がせると、目的の川がわからない、ということがわかっていたのですが、アミノ酸とは。
 とはいえ、人文系の私には、なんのことやら。実際にサケを獲っている漁師さんと話したとき、「サケって、自分の生まれた川に戻るっていうらしいな、本当かや」と聞かれました。別の川の漁師さんは「サケは生まれた川に戻るように頭のいい魚なんだ。だからサケを獲るときも細心の注意が必要なんだ」などと話していました。
 いや、ちょっと、思い出しただけなんですが。

2004 02 07 09:02 AM | 固定リンク | コメント (57) | トラックバック

マスノスケ

クイック投稿の試し、マスノスケについて

asahi.com : MYTOWN : 福島

マスノスケ
サケの大物 産卵数4000粒
 マスノスケのスケはサケの語源でもある。大きなサケをスケという地域もある。サケの大物は英名でキングサーモン。サケ属では最大1.5メートルになる。平均体重は10キロ。

 アムール川、カムチャツカからアラスカ、カナダ、カリフォルニア沿岸に分布する。アメリカ側に多い。サケ類ではもっとも魚食性が強く、ニシン、シシャモ、イカナゴなどを食べる。餌の魚を追ってときに銚子沖あたりまで回遊する。

2004 02 05 10:35 AM | 固定リンク | コメント (18) | トラックバック