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富山の鮭漁
富山県の”県民カレッジ平成8年度テレビ放送講座「川と生きる ~富山の川魚漁~」”の資料に、サケ漁、マス漁をテーマにした回がありました。
主に神通川の事例を中心に水産試験場の方々がリレー形式で講義を行ったようです。
各記事、生態から漁法、そして今後についてまで、非常に興味深く拝見しました。
一応、ここで載せるのはサケの回より
サケ(シロザケ)はサケの仲間の中で日本人に古くからもっとも親しまれており、そのため呼び名もさまざまで、北海道ではアキアジ、トキシラズ、北洋でシロ、宮古でオオナマコ、気仙沼でオオメマス、塩釜でラシャマス、石巻でイヌマスなどと呼ばれている。
の部分で、以前紹介したサケの呼称のうち、オオメマスが気仙沼の方言で、このほか、ラシャマス、イヌマスなど宮城県内でも多様な呼称があることが記されていたところでしょうか。
また、漁法面では、
小屋掛けオトリ投網
主に神通川で行われており、川岸に仮設小屋を建て、岸から2メートルほどの川の中にヒモでつないだオトリを泳がせる。オトリは主に雄を使用するが、オトリのしっぽから10センチほど後ろに水底から少し離して釣り糸を張りつめる。糸の片方を置き石に、片方は小屋の中に引き込んで鈴につなぐ。オトリに引き寄せられたサケが糸に触れると小屋の中の鈴が鳴り、投網をかぶせて捕獲する。押し網
主に県東部で行われており、弧状の竹を2本交差し、竹の末端部分に袋状の網を付けた漁具を用い、夜間、灯火を体の後ろにぶら下げると前方に灯火による人影ができる。サケが周囲の明るさを嫌い人影に逃げ込むところを上から漁具を押しかぶせ捕獲する。
の2漁法に興味を持ちました。
前者は那珂川のチンチン網漁と呼ばれる漁法に非常に近く、小屋で待つという点でもサケ漁の一つの特徴となる漁だと思います。
後者は山形県の最上川で”オセアミ”としてその道具が致道博物館に収蔵されているものと同じようです。秋の夜、川に入ってサケが寄ってくるのを待つ漁であり、一応漁具があるので行っていたのかなと思ったのですが、それ以上に、ほんとかいな?、という気にさせられる漁法でしたが、これも最上川だけでなくもうすこし広がりがあるようです。
何度か触れているように、北陸方面には調査に行ったことがないので、文献以上の知識はないのですが、このサイトで紹介している情報をみても、なんとか機会をつくらねば、という気にさせられる地域です。
2004 07 01 10:53 AM | 固定リンク
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コメント
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