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今年の漁況予測

 岩手県水産技術センターより、今年の漁況予測が発表されました。

岩手県水産技術センター
http://www.pref.iwate.jp/~hp5507/gyokyou/gougai-04/Sake-yohou.pdf(pdfファイルです)

 漁獲は「昨年並み」とのことです。ちなみにい来遊時期は11月中旬から下旬とのこと。三陸沿岸はこの時期に遡上もピークを迎えるということですかね。

 昨年まではこうした情報も集めておらず、調査に行くと、あと2週間後だね、とか、もう予定尾数が獲れたので、おわっちゃった、なんてことがありましたが、はたして、岩手県の発表から、どこまで追えるのでしょうか(って、なに言ってるんだ)。

 いや、本当に河川の遡上は川によって大きく異なり、しかも採卵をそのまま行うと帰ってくる時期もほぼその時期に集中する傾向があるため、全体として今が最盛期でもその川ではもう峠が過ぎていた、なんてことはよくあります。逆に熱心な川では、なるべく採卵の数をセーブして、10月から12月ごろまでまんべんなく遡上するように調整しようとしている例もあります。来遊するサケの多くが沿岸で獲られることを考えれば、試験場などの指導と調整で、川毎ではなく、全体としてピークを台形にもっていくようにできるとなお良いのでしょうが、なかなか難しいのでしょうかね。
 ちなみに、早い時期にサケの遡上をさせるには、千歳川産(最盛期が10月ごろ)の受精卵を購入し放流する。逆に遅くまで遡上させるには津軽石川産(最盛期は年末から年頭)を購入するというのが一般的なようです。
 特に津軽石川のサケは江戸時代から遡上時期が遅いことでしられているぐらい特異な群を形成しているようですし、またその体型も体高が非常に高く(ひらべったいといえばよいのでしょうか)、非常に大きいのが特徴です。素人目にも、「あ、これが津軽石のサケだ」とわかるぐらいです。お近くの採捕場に行く機会があり、11月中旬頃に特に巨大なサケがかかっていれば、7年ものか津軽石川のものですので、よろしければ気を付けてみてみてください。

 大分話がそれてしまいましたので、これにて。

2004 08 26 05:27 PM | 固定リンク

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