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迷いサケ2題

 今年のサケの回帰は全般に好調なようですね。で、そんななか、ブログで幾つか気になる記事がありました。先般、珍しい場所のでサケという投稿をしましたが、こうした場所と異なり、ウライを設けてサケを捕っていた河川でも、その支流でサケの姿がみられるというものです。

ワカサギ博士の何でも相談室:山口川に70数匹
今日の庄内 Today's Shonai: サケ………お帰り 市街地で産卵行動 鶴岡市内川 迷子?清流の証し?

 前者は閉伊川、後者は赤川の支流でそれぞれサケの姿がみられるということのようです。さらに産卵行動をしているという点でも共通しています。
 サケは母なる川に戻るといいますが、さらには母なる産卵場を目指すともいわれています(真偽はおいておきますが)。一般には孵化場のある場所でもっとも成熟するように遡上するとされ、そうした性質がサケの人工孵化を成功させている一つの特徴かな、と思っています。
 で、今回紹介した記事は、そうした孵化場とは関係なく、またウライ(トメ)を越えてサケがこれまであまり姿を見せなかった川に入り込み、さらには自然産卵をしているということになります。これまである程度管理されていたが故に、なかなか姿が見られなかったサケが見られる、ということでなかなか珍しい話かもしれません。
 結構しっかりと作っているウライですが、こうして越えるサケも結構いるものだ、と感心しています。

 あと、少し気になったのが、両記事とも、結びとして河川の環境改善について触れられている点です。ともに都市型の河川であり、近年、たぶん生活廃水処理がしっかりしたこともあるのか水質が浄化し、いわゆる”どぶ川”から脱してきた中でサケの遡上が、ということのようですが、このあたりはどこまでいえるのでしょうか。同様の話は札幌の話としても紹介しています。サケに対するイメージの一つの形として興味のあるところです。

2004 12 01 09:27 AM | 固定リンク

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