万葉集とサケ?
信濃の国を歌った万葉集の和歌「信濃なるちくまの川のさざれしもきみしふみては玉とひろはむ」を巡る話です。
記事によるとこの”さされし=さざれ石”がサケと関係があるのではという解釈が出されているとのこと。概要は
女性は朝廷に仕える人。恋人は信濃国に赴任し、献上品の係をしている。朝廷に届いた桶(おけ)の中に生きた鮭(さけ)と一緒に小石が入っていた。その小石を見つけた彼女は「もしかしてあの人が鮭を取るために踏んだ石ではないだろうか……」と思ったとしたらどうだろうか。です。国文学的な解釈についてはコメントを控えますが、興味を持ったのは、鮭を捕った桶に一緒に入る石というくだりです。 サケと石の関係は民俗学でも指摘されていて、サケは石を目指して川を上るという伝承は日本海側を中心に広く聞かれますし、これに弘法大師を交えた”弘法と石”伝説というのは非常に多くのサケが遡上する地域で聞くことができます。 もしこの和歌の解釈が正しいとすれば、さらにこういうサケと石の関わりと繋げて解釈することができるのかな~と夢想したしだいです。
2005 04 02 11:03 AM | 固定リンク
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