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アイヌのサケ儀礼

 昨年も若干紹介しましたが北海道ではサケのシーズンに合わせ、アイヌの豊漁儀礼が各地で行われているようです。

リンク: 「サケ豊漁を」 神々に祈り 登別でペッカムイノミ.


【登別】神に感謝してサケの豊漁を祈る、アイヌ民族伝統の儀式「ペッカムイノミ」が十一日、登別市の登別川河口付近で行われた。
 道ウタリ協会登別支部(上武やす子支部長)主催。サケの遡上(そじょう)期に合わせて毎年行われ、今年で十九回目。

リンク: 伝統のもりで楽しくサケ漁 白老でチェプ祭.


【白老】秋サケの豊漁を祈願し、自然の恵みに感謝する第十七回しらおいチェプ祭(道ウタリ協会白老支部主催)が十日から二日間の日程で、町内のポロト湖畔(若草町)で始まり、大勢の人たちがアイヌ民族の伝統文化に親しんだ。
 祭りは、漁をつかさどる神に感謝するカムイノミで開幕。ムックリ演奏やアイヌ紋様の刺しゅう体験などが行われた。
 会場内に設置された七メートル四方のいけすでは、マレクと呼ばれるもりを使った伝統的な漁法を小中学生が体験。体長六○センチほどの大きなサケが捕まると、会場からは拍手が沸き起こった。

 特に、白老の行事は単に儀礼を復原するだけではなく、サケに関する漁法の復原や料理など幅広く行われているようです。
 こういうの、土地と切り離すと意味がなくなるのかもしれませんが、仙台とか東京とかでも実演してもらえないものですかね。是非一度見学してみたいと思っています。

2005 09 17 02:38 PM | 固定リンク

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コメント

ruger さん、お久しぶりです。
今HP拝見させていただきました。
アイヌの人たちの儀式用の鮭は問題なく彼らが採捕できるのでしょうか。
こちらでの鮭釣り、ぼくたちが釣る場合はライセンスの取得の他に
事細かなレギュレーションがあります。
一方カナダNativeの人たちは基本的に彼らの既得権として、網、銛などを使い
自由に捕る事ができます。
日本の場合は未だそうはいかないんでしょうね。

投稿者: サブロー (Sep 27, 2005 2:45:49 PM)

ごぶさたしています。
 日本ではアイヌといえども採捕はできません。現在は、こうした行事に使われるサケは海なり人工孵化用に獲ってきたサケを貰い受けて行っているはずです。
ただし、近年は今回したような行事向けとして解禁してもよいのではないか、という議論も一方では起こっています。自分としても、是非、そうやって、伝統的な漁法の保存も兼ねて行って欲しいと思いますし、漁法の保存という点では、本州の河川でも認めて欲しいような気がしています。
 カナダの既得権の話はいろいろな本などで存じていますが、最近ではフレーザー川でサケが禁漁になっているのに、nativeだけには許可されていて不公平ではないか、という議論が起こっているとも聞いています。この辺り、そちらでは何か報道がありますか?もしなにかご存じでしたらお教え頂ければ幸いです。

投稿者: ruger (Sep 29, 2005 2:07:02 PM)

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